プロローグ
話をしよう。あれは今から36年…いや、1年4ヶ月前だったか。まあいい。
私にとってはつい昨日の出来事だが、君たちにとっては多分明日の出来事だ。
彼には72通りの名前があるから、なんて呼べばいいのか。
確か、最初に会ったときは……
「109キーボード」
そう、あいつは最初から言うことを聞かなかった。
私の言うとおりにしていればな。
まぁ、いい奴だったよ。
TAKE 1
そんな装備<キーボード>で大丈夫か?
?「大丈夫だ、問題ない。」
(変換キー誤爆)(無変換キー誤爆)(ローマ字キー誤爆)(以後も繰り返される誤爆)
神は言っている、ここで死ぬ定めではないと。
TAKE 2
そんな装備<キーボード>で大丈夫か?
?「一番いいのを頼む」
(現れる104英語キーボード)(余計なキーがなく長いスペースキー)(誤爆が、起きない!)
ぁ、やっぱり今回も駄目だったよ。あいつは話を聞かないからな。そうだな、次はこれを見ている奴にも付き合ってもらうよ。
本題
この記事は 高専 Advent Calendar 2018 の初日の記事です。
みなさんおはこんばんちは。育英高専(いまでいうサレジオ高専)OBの鳥唐です。
皆さんキーボードはやはり日本語キーボードでしょうか?というか普通は日本語キーボードでしょうね。
英語キーボード、みたことすらない人が多数かと思います。特にノートではキーボードは基本交換できないもの(※例外あり)なので、国内で入手できるのは実質日本語キーボードのものと言えるでしょう。一方、デスクトップでは、キーボードは外付けのハードウェアなのでハードルは下がりますが、それでもわざわざ英語キーボードつけてる人は少ないのではないでしょうか。
私はノートでもデスクトップでもキーボードは英語配列です。どうやって入手したのって話はおいとくとして、なぜ英語キーボードを使っているのかを先に話したいと思います。
冒頭の寸劇で分かってしまった人もいるかもしれませんが、一番の理由はスペースキーの長さです。日本語キーボードでは変換キー等でスペースキーの長さにしわよせがいっており、誤爆して残念な思いをしてしまいます。
いや、最初から日本語キーボード使ってるならそんな誤爆しないでしょ、そう思うでしょう。106/109キーボード使い始める前に使っていたキーボードがあったんです。PC-9800キーボードです。このキーボードは日本語キーボードではあるけどスペースキーは英語キーボードとかわらないくらいのしっかりとした長さを持っていました。もしそんなキーボードに慣れていた状態で106/109キーボードを使ったら、スペースキーを打とうとして誤爆しかねません。
もっとも、PC-9800キーボード利用経験者でも、普通の人は誤爆しないように慣れていく(きつい言い方すれば我慢する)わけです。なぜ私はそうならなかったのか、それは慣れる前に英語キーボードを知ってしまったからです。
しかし、英語キーボードを知り、それに慣れた頃、思わぬメリットに遭遇します。
キーマップが設定・適用されていない状況に強い、ということです。
Linux等をさわったことある人なら、もしかしたらブートローダー(LILOとか)で記号が入力できずあせった経験があるよって人がいるかと思います。これ、キーボードが英語キーボード想定なってるからです。英語キーボード使いならいつも通り入力するだけなのですが、日本語キーボードだと難儀します。
これは完全に想定外でしたが、こういうこともあるんだなと思いました。
だが、英語キーボードには大きなデメリットがあります。
日本国内での入手性がよくないことです。デスクトップはまぁあまり問題ないのですが(小さい店だと取り扱ってないくらいのささいな問題だしいざとなれば通販すればいい)、ノートはかなり厳しい状況です。
英語キーボードのノートで一番入手難度低いのは何気にMacBook系ではないかと思われます。BTOで選択できるためです。
Macじゃ困るって?そういう場合はレノボのThinkPadが筆頭候補でしょう。こちらもBTOで選択できます。
入手性考えると、現実的範囲ではもうこの2系統に絞られるでしょう。もちろん、もしこの2社以外で英語キーボード選択可能なのがみつかればそれでもいいでしょう。
ところで
これ、高専となんの関係があるのって思ったでしょう。
はい、英語キーボードと出会ったのが育英高専内だったからです。それだけです。本当にそれだけです。
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。もしこの記事で英語キーボードに興味がでましたら幸いです。
明日の記事は nomunomu0504 さんの 量子コンピュータって?なにそれおいしいの? です。