はじめに
この記事は やきゅべんと Advent Calendar 2017の19日目の記事です。by鳥唐
ごあいさつ
皆さんはじめまして。初めてじゃない方はおひさしぶりです。北条加蓮担当、鳥唐です。よろしくお願いします。
前日の18日目は、ながさわさんの『今井加奈メモリーズ ~かな子Pから見た加奈ちゃんの全カードの解説~』でした。今井加奈ちゃん、デレステのメモリアルデイズを引いてからちょっと気になり始めた子ですね。八神マキノ担当(兼任)としてはスケルツォ・プリマヴェーラ(ニューウェーブのメンバーを基点とした属性トリオのキュート版、ちなみに八神マキノはクール版のファタ・モルガーナに所属)のメンバーという面でも今後注目していきたいです。
さて、19日目の今日は映画館ダイマ記事です。ただし、今年アイマスライブでライブビューイング実施した映画館に限ります(つまり立川のあそこは対象外です)。
ライブビューイングそのものにも、ながさわさんが指摘してきている(ふふっ)ように「大画面で衣装の細かい意匠とか見れる(ふふっ)」といったメリットもあります。しかし、今回は映画館は本来は映画を見る場所であるという点から、音響等でこだわりを持っている映画館を中心にそれぞれ紹介していきます。特別掲載の2カ所は、特殊立地ということで掲載しています。
二日間開催で二日目は始まるまで暇になってしまったりとかありませんか? 時間になるまで、映画でもどうでしょうか。特に対象映画館まで遠くて泊まりがけな場合におすすめです。そこ、八王子の人がライブビューイングのために姫路に遠征するのがおかしいとか言わない!
イオンシネマ海老名
ワーナー・マイカル・シネマズ海老名としてオープンし、後に統合で今の名称に。一応、日本初のシネマコンプレックスと言われています。ここの7番スクリーンは日本初のTHX(乱暴にいうと映画館の品質認証みたいなもの)認定シアターで、現在も認定を受け続けています。つまり、ふたつの日本初が首都東京ではなくとなりの神奈川なのです。
日本初のTHX認定シアターということもあってか、7番スクリーンはスターウォーズのファンの間では聖地と呼ばれることもあるようです。(そういえばちょうど新作公開はじまったとこですね)
ただし、日本初であるということは、その分古いということに。作りが古い、設備にほころびがある、という感じで少々残念な点も。売店のトレイがドリンクホルダーにセットできないのは、今となっては厳しいデメリット。
しかし、7番スクリーンは今でもTHX認定を受けているということは、音響に関しては折り紙付きです。「今週の7番スクリーン」のページに気になる作品があったら是非。
ライブビューイングでは7番スクリーンが投入されることもあり、その場合は574席という関東有数のキャパを誇ります。つまり、比較的チケットが取りやすい会場です。もっとも、大作の公開日だったりすると7番じゃないこともあるので過信は禁物。
イオンシネマ海老名 <http://www.aeoncinema.com/cinema/ebina/>
イオンシネマシアタス調布
HOTCHPOTCH FESTIV@L!! の少し前にオープンした新しい映画館です。京王線の地下化で空いた地上スペースを利用しています。
ここの最大スクリーンは10番スクリーンで526席で、先ほどのイオンシネマ海老名7番に匹敵する規模。もしこのスクリーンをライブビューイングで投入していたらだいぶチケット取りやすい会場になっていたことでしょう。
……つまり、投入されたのは違うスクリーンでした。いや、いくらなんでも82席のスクリーン使うとか予想だにしておらず、HOTCHPOTCH FESTIV@L!! でライブビューイング難民になりかけました。ヤッパエビナダッタンジャナイスカネー
というわけでライブビューイング会場としては残念な感じですが、まだ採用例も少ない dtsX が10番スクリーンに導入されていたりするので今後に期待。
イオンシネマ シアタス調布 <http://www.aeoncinema.com/cinema/chofu/>
川崎チネチッタ
Serendipity Parade!!! さいたまスーパーアリーナ公演のライブビューイングが実施された映画館です。川崎駅周辺はここの他に2つ映画館があり、他の公演ではこの映画館ではライブビューイング実施していませんでした。SSA公演では混雑を見越して設定されたのでしょう。とはいえ今回の掲載基準はクリアです。
この映画館、というよりその周辺(ラ チッタデッラ)は、はじめて来るときはその雰囲気にびっくりさせられます。プチ国外旅行感を体験できるかも?
音響には割と力を入れていて、8番スクリーンの LIVE ZOUND や12番スクリーンのライブサウンドというものもやっていたり。南武線で反対側の某は良きライバルかも?
ここは構造が少し変わっていて、8番から12番スクリーンは上の階層に行くことになるのですが、なんと売店がその階層にもあります(ただしレイトショー時間帯とかだと閉まってることはある)。入場前の売店が混んでいる時は入ってから売店にいくのがオススメです。
ライブビューイング会場としてはあまり設定されなさそうですが、気になる作品の上映があればぜひ。(ちなみに、南武線で反対側の某は配給が松竹だと上映されづらい傾向あるので、そういうときはこちらをよく使います。)
チネチッタ <http://cinecitta.co.jp/>
シネシティ ザート(新静岡)
新静岡セノバの最上階にある映画館です。静岡駅からは少し歩くことになるので時間にはご注意を。なお、1Fには静岡鉄道の新静岡駅や、高速バス(バスタ新宿からの便もあります)も発着するターミナルもあるので、歩くのが嫌な人はご検討下さい。
1・5・10番シアターでは、座席がセパレートになっていてドリンクホルダーが左右両方使えたりと割と贅沢な構造をしています。また、1番シアターでは重低音体感上映を実施しています。
なお、この映画館は、新静岡セノバにあります。つまり、少し下の方にいくと、あの店がありますね……? ただし週末は待ち時間が長いこともありうるので時間に余裕を持ってご利用ください。
デメリットをあげるなら、オンラインのチケット予約が少し複雑な感があるのがやや難点か。条件付きですがキャンセル可能というメリットもあるものの……。
シネシティ ザート <http://www.zart.jp/>
ミッドランドスクエア シネマ(名古屋)
名古屋駅から割とすぐのビルに入っている映画館です。二つの建物に別れているので、どちらの建物かは要確認です。1番から7番までがミッドランドスクエア5階、8番から14番がシンフォニー豊田ビル2階です。両ビルは地下通路で接続されています。
ライブビューイングでは、最大スクリーンである1番が使われることがおおい模様です。しかし、駅前という立地の良さからか、割と競争率高めです。
ここの特徴は、DOLBY ATMOS対応が2スクリーンもあることです。対応していても1スクリーンという映画館も多い中で珍しい特徴です。(ちなみに、今回掲載対象外となったイオンシネマ幕張新都心は8番スクリーン1カ所だけです。)
DOLBY ATMOS対応スクリーンの中に入ると、壁だけでなく天井にもスピーカーがいっぱいついているのが目に入ると思います。横だけでなく上からも音がすることになります。対応した作品であれば立体感のある音響体験ができることでしょう。
ミッドランドスクエア シネマ <http://www.midland-sq-cinema.jp/>
アースシネマズ姫路
姫路駅から割とすぐのビルに入っている映画館です。
ライブビューイングでは、入口から入ってすぐの1番が使われることがおおい模様です。しかし、姫路は遠いイメージがあるのか、駅前という立地の良さの割に競争率低めです。それでも当日にはほぼ埋まっていますが。
ここの特徴は、DOLBY ATMOS対応が2スクリーンもあることです。対応していても1スクリーンという映画館も多い中で珍しい特徴です。……あ、はい、ここまでミッドランドスクエア シネマのコピペです。
その2スクリーンですが、先日dtsXも導入されました。
とまあこれだとちょっと新しめの設備がはいってる映画館だなって印象でとどまってしまうかと思います。実際できてまだ2年くらいで新しい映画館ではあります。
ところで、ここの9番スクリーンは「ウシオプレミアムシアター」という名前がついていたりします。
そもそもウシオ電機って何の会社? というわけでウシオ電機で検索して会社のWebサイトをみてみましょう。すると、やたら「光」「あかり」をアピールしているトップページがこんにちはしてきます。
すぐしたに製品検索があるので「ランプ・その他光源」をクリックしてみてください。「シネマプロジェクター用クセノンランプ」が表示されていますね? そう、映画館では欠かすことができないランプを作っているメーカーなのです。
また、グループ企業まで範囲を広げると、シネマ用プロジェクターや音響システムも扱っています。
いつからここをただの映画館だと思っていた? ここはウシオ電機グループの展示場ですよ?
「ウシオプレミアムシアター」はウシオ電機グループの製品群を贅沢に投入したフラッグシップシアターというわけです。創業地お膝元とはいえ力の入れようが振り切れてるとんでもないスクリーンなんです。国内最高峰といってもよいスクリーンでしょう。
ぶっちゃけ、ライブビューイングだけで帰ったらもったいない映画館です。もし、気になる作品があったらついででもいいのでみていきましょう。上映スクリーンが9番ならなおさらですし、それ以外でもぜひ。
だからといってライブビューイングのついでにソードアート・オンラインとガールズ&パンツァーとガールズ&パンツァー4DX版を見ていくアホは私だけでしょうねきっと。
アースシネマズ姫路 <http://earthcinemas.jp/>
【特別掲載】ユナイテッド・シネマ水戸
つい最近まではシネプレックス水戸でした。Serendipity Parade!!! さいたまスーパーアリーナ公演の直前で名前が変わりました。
Serendipity Parade!!! では関東地区では比較的最後の方まで売れ残る会場(北関東3会場)でした。北関東3会場+なぜかイープラスでは関東扱いの甲府が陥落したら関東全滅な感じに。
北関東エリアだし交通の便がよくないのかと思われそうですが、ここは水戸駅目の前で実は下手な東京の会場よりもずっといいです。特急ひたちで上野から70分程度で来れちゃいます。
ここのメリットは水戸であるということです。ガールズ&パンツァーの舞台である大洗から一番近い会場です。ガルパンおじさん兼任プロデューサーにはオイシイ会場です。
ユナイテッド・シネマ水戸 <http://www.unitedcinemas.jp/mito/index.html>
【特別掲載】イオンシネマむさし村山
ワーナー・マイカル・シネマズむさし村山としてオープンし、後に統合で今の名称に。(←海老名からコピペしました)
実は、この映画館は未訪問だったりします。ただし、この映画館が入っているイオンモール自体には何度か行っています。
Serendipity Parade!!! さいたまスーパーアリーナ公演のライブビューイングが実施された映画館です。といってもだいぶ後から追加された所ですが。
この映画館は、東京都武蔵村山市にあります。武蔵村山市でピンと来た方はいるでしょうか? そう、東京都で唯一鉄道がない市です。つまり鉄道でのアクセスは東京都の会場としてはだいぶ厳しい立地なわけです。立川駅や玉川上水駅からバスに乗ることになるでしょう。(ぶっちゃけ水戸が空いてたらそっち行った方がいいよ、特にガルパンおじさん兼任プロデューサーの人は)
逆に、車でのアクセスならさほど悪くありません。駐車場もたっぷりあります(空きがあるとは言ってない)。ここは、車社会ですから。
では、なぜ掲載したのでしょうか? それは、あくまで車前提ですが、西武球場から近いからです。もし、来年のシンデレラ6thライブでここがライブビューイング会場になったら、物販→ライブビューイングの候補になるのでは、という理由です。
もし、西武球場から公共交通でここに向かうというのであれば、西武球場から南に徒歩で向かい、青梅街道上にある貯水池下バス停からイオンモール行きの西武バスを利用する手があります。貯水池下バス停まで30分くらい歩くことになりますが。
シンデレラ6thライブでここがライブビューイング会場になるかはまだわかりませんが、もし選定されたら物販からのハシゴする人は頭の片隅にでも。
イオンシネマむさし村山 <http://www.aeoncinema.com/cinema/musashino/>
今回掲載対象外の映画館
今年アイマスライブのライブビューイング実施対象館にならなったり、未訪問で情報不足のため掲載対象外になった館です。
- シネマシティ (立川)
- 英雄の館、ぜんぶここのせいだ
- 塚口サンサン劇場
- 西の砦、トイレがいつ行っても昨日リニューアル完了しました状態
- イオンシネマ幕張新都心
- DOLBY ATMOS対応スクリーンあり、しかもでかい
- 倉吉パープルタウン シネマエポック
- ひなビタ♪おじさん向け、未訪問だけど立地事情はユナイテッド・シネマ水戸と似てるので
これらは、気が向いたら別記事で紹介したいと思います。ただし予定は未定。
おわりに
いかがでしたでしょうか。単に映画館といってもみんな同じなんてことはなくみんな個性があることを感じていただけたでしょうか。独立系(本記事では、チネチッタ、シネシティ ザート、ミッドランドスクエア シネマ、アースシネマズ姫路が該当)が個性的なのは当然かもしれませんが、大手シネコンチェーン(イオンシネマ、ユナイテッド・シネマ、など)でもなかには強烈な個性をもっている館もあったりします(が、レギュレーション的な問題で紹介できなかったイオンシネマ幕張新都心……)。もしライブビューイングで映画館を訪れることがあったら、その映画館がどんな映画館なのか調べてみましょう。もしかしたら個性的な映画館かもしれませんよ?
「やきゅべんと」、20日目はかっとさんです。春菜の話になるのか姫の話になるのか、それとも眼鏡の話になるのか。はたまた自転車の話になるのか。もし眼鏡の話ならうちの担当の八神マキノもでてこないかなーとか勝手な期待をしてたり。お酒の話になりました (2017/12/19 22:29 修正)